企業ブログに好まれる条件
企業ブログでは、コーポレートサイトやサービス紹介サイトの一部として運営されるため、「https://○○○.co.jp/blog」のように独自ドメイン配下で使えるCMSが好まれるようです。
そのため、独自ドメインが選べないアメブロやFC2などの個人向けブログサービスは適していないかと思います。また、クラウドサービスの場合は、既存の独自ドメイン配下で自由なURLが選べることも必要です。
また、コーポレートサイトやサービス紹介サイトとヘッダーを共通化するなど、同一運営が伝わるようデザインを近づけることも好まれます。HTMLやCSSが部分的でも追加や修正できるCMSがベターでしょう。
無料やオープンソースのCMSは構築後のアフターフォローの有無を確認しましょう。会社の中では組織変更や異動による担当者変更を想定する必要があります。無料のCMSはサポート体制が弱いことが多く、担当が変わったら操作方法がわからなくなりがちです。
もちろん集客のためにSEOに強いこと
ほかにも、Googleからの流入を期待して自然にSEO効果が高まる仕組みが入っていることが重要です。例えば「入退室管理システム」が自社商品であれば、セキュリティや認証方法、連携する機器などを紹介するノウハウ系の記事を用意しているのに、いつまで経っても「入退室 Suica」で検索上位に入らないのでは成果につながりません。
SEOに強くあるためには、記事作成しやすいことで更新頻度が高められることも大きく関係します。ブログ記事が書きやすく、また手直し修正もしやすい。それでいて上司のチェックも受けられる承認申請の仕組みがあればよりスムーズです。
企業ブログとして必要な機能
会社の広報チャネルにもなる企業ブログであれば、暗号化通信のSSL対応(URLが「https://〜」になる)は必須ですし、そのまま問い合わせフォームに誘導するバナーやボタンが簡単に設置できることも重要です。
あるいは、企業ブログの内部や記事下に専用の問い合わせフォームを設定することで、ページ遷移を少なくする工夫も考えられます。
新着記事として流れていくブログ記事だけでなく、定常的な案内ページや運営者紹介も必要です。記事ではないページが制作できるかどうかも確認しましょう。
企業ブログ用CMSの選び方のまとめ
- ドメインやURLを柔軟に設定できる
- SSL対応ができる
- HTMLやCSSを追加登録できる
- SEO効果が高く自然流入が期待できる
- 使いやすい、書きやすい
- 承認申請の仕組みがある
- バナーやボタンが簡単に設置できる
- ブログ記事ではない固定ページが制作できる
- 保守サポートやアフターフォローがある
もちろん、メディア構築CMSの『CREAM』は企業ブログとしての活用例もあり、上記のようなポイントにはすべて対応しています。