
Clker-Free-Vector-ImagesによるPixabayからの画像
RSS、RSSフィードとは
RSSとは、RDF Site Summaryの略で、WEBサイトやブログの更新情報などの日付やタイトル、内容の要約などを配信するための技術です。
RSS技術の「RSSフィード」を利用することで、Webサイトの更新情報や記事の要約などを、自動的に取得、閲覧が可能となります。
RSS フィードは、ブログやオンライン マガジンなど、お気に入りの Web サイトの最新情報を常に入手できる簡単な方法です。 サイトが RSS フィードを提供していれば、投稿があると通知が届き、投稿の概要または投稿全文を読むことができます。
RSSは「RDF Site Summary」や「Rich Site Summary」の略語で、XMLを応用したデータ形式の一種です。RSSフィードは、Webサイト上で配信されるRSS形式のデータです。情報が更新されると自動的に最新情報に書き換えられるため、新規記事や更新情報などを手軽に入手できます。
ブログやWebメディアにアクセスすると、SNSアイコンの近くにWi-Fiのマークに似たオレンジ色のアイコンを見ることがあるかと思います。
RSSを活用すれば、複数のWebサイトの情報を効率よく収集できます。また、自サイトの記事を外部のサイト内に埋め込む事も可能です。
CREAMが標準で用意しているRSSフィード
メディア構築CMSのCREAMでは、標準機能として新規記事を配信するRSSフィードを用意しています。
リンクURLは
サイトドメイン/articles/newest.rss
です。
このサポートブログであれば、以下のURLです。
https://media.cream-cms.com/blog/articles/newest.rss

PC表示では、トップページの右カラムの下部にリンク表示されています。
モバイル表示では、トップページの下部のフッター上にリンク表示されています。
もし表示されていない場合は、以下の設定を行います。

管理者権限のあるアカウントでログインし、管理画面トップの「詳細設定」から。

詳細設定>さらに詳細な設定>その他、に「Rssを出力」の設定項目があります。
このチェックをONにすると、リンクが表示されます。

RSSのリンクをブラウザで開くと、このような表示になります。
xml形式で記事タイトルやディスクリプション、公開日付などが入っていることがわかります。
RSSリーダーを使って情報収集
RSS リーダーは、リーダーに登録されたWebサイトのRSSをチェックし、新しく追加された新着情報があれば、その「ページタイトル」「アドレス」「見出し」「要約」「更新時刻」などを表示します。その中から興味のある見出しをクリックすると、該当ページが表示されます。
もちろんリーダーには複数のサイトを登録することができるので、短時間で複数サイトの新着情報を把握することが可能です。
RSSリーダー(フィードリーダー)と呼ばれるツールを使うと、新規記事や更新情報などを手軽に入手できます。
以前は「Google リーダー」が人気だったようですが、現在はサービス終了しています。それで今では、「feedly(フィードリー)」というRSSリーダーがよく使われているようです。
https://feedly.com/

「feedly」にタスクルのRSSフィードを登録した画面です。
「feedly」にはスマートフォンアプリも用意されていて、手軽に複数サイトの情報をチェックできます。
導入方法や使い方については以下の記事をご覧ください。

RSSって何?RSSの仕組みを理解し、RSSリーダー「Feedly」を使ってみよう! | ビジネスとIT活用に役立つ情報
https://www.asobou.co.jp/blog/life/rss-2ホームページの新着情報やブログについている「RSS」という表記や のアイコンを見かけたことはありますか? RSSを理解し、活用することで、興味関心のあるWebサイトの更新情報をタイムリーかつ効率的に取得できるようになりま...
RSSを使って記事を外部サイトに表示するには
自社で運営するWebメディアやブログの新着情報を、お知らせのように別サイトに読み込ませたいケースがあります。相互流入やメインサイトの更新アップに期待ができます。
例えば、CREAMで立ち上げた企業ブログを、自社のコーポレートサイトのお知らせ欄に表示すれば、情報の更新性が高まるだけでなく、1つの記事情報を複数サイトに展開させることにもなります。
通常は、PHPやJavaScriptなどプログラムを駆使して、RSSフィードを読み込んで表示する仕組みを用意する必要があります。
あるいは、一定の制限はありますが、もっと手軽に「ブログパーツ」という呼ばれるサービスを使って、外部サイトに表示することもできます。
無料サービスの画像付きRSSブログパーツを試す
いろいろ探してみたところ、無料でかつ簡単に使えそうだったのが、「忍者画像RSS」という画像付きRSSブログパーツでした。
https://recommend.shinobi.jp/
「忍者ツールズ」という複数サービスの管理画面からアカウント登録して利用します。
https://recommend.shinobi.jp/new
無料で使えるものの、アカウント登録が必要だったり、手裏剣アイコンの宣伝リンクが表示されたりといったデメリットもあります。
「忍者画像RSS」トップページ。
「忍者ツールズ」トップページ。
ブログやアクセス解析などのサービスもあるようです。
アカウント開設して、「忍者画像RSS」の管理画面からRSSを登録し、表示形式やデザインなどを細かく設定することができます。
設定が完了したら、埋め込み用のコードを取得し、別サイトにコードを埋め込みます。

「忍者画像RSS」の埋め込み用コードの取得ボタン
別サイトのランティングページ(LP)に、CREAMサポートブログのRSSフィードを埋め込み表示した例です。

別のCREAMサイトの記事内に、CREAMサポートブログのRSSフィードを埋め込み表示した例です。

CREAMサイトの記事に埋め込む場合は、「コード」コンテンツパーツに埋め込み用コードを登録します。
別サイトのランティングページ(LP)に埋め込む場合は、該当するページのHTMLに埋め込み用コードを配置します。
CREAMサイトに埋め込む場合は、ウィジェットや記事内のコードに、埋め込み用コードを登録します。
RSSフィードにはいろいろな用途や活用方法があるようですので、ぜひ工夫して活用してみましょう。