キーワード(タグ)の活用
オウンドメディアや企業ブログなどのメディアサイトの運用をはじめるにあたり「カテゴリー分け」が悩ましい問題であることは、先の記事で説明しました。
それは、「カテゴリー」がメニューとして表示されてサイトを印象づけたり、1つの記事に1つまでの制約があるせいでしょう。一方で、もっと気軽に自由度高く「ラベル付け」のようなことができれば、記事を“ガイド”して閲覧者を誘導できるのではと考えています。
WordPressをはじめとするCMSや個人向けのブログサービスでもよく使われている「タグ(tag)」機能を、CREAMでは「キーワード」と呼んでいます。
「キーワード」をうまく活用して、閲覧者やGoogleのクローラーを、求める記事に適切に誘導(ガイド)してもらえたらと思います。
CREAMのキーワード機能の仕様概要
- 記事に複数個を関連づけられるタグとして使い、柔軟性が高い
- 親キーワード、子キーワード、孫キーワードのような多階層構造が可能
- タグ付けを行う際のタグ機能とタグ名を「キーワード」と呼ぶ
- 検索キーワードに直結している「重要なワード」との意味も込めている
- 記事に複数個ひも付く
- 記事に何もひも付けないことも可能
- 記事作成画面および「キーワード管理」から追加できる
- キーワードに1つのカテゴリーをひも付けることも可能
- 記事作成画面のキーワード入力フォームで、登録済みキーワードが前方一致でサジェストされる
- 「キーワード管理」では名称の変更、説明の追加・修正、親キーワードの設定、キーワードの統合、アイコン設定、階層構造の移動、ができる
- PC表示の記事の上部に3つ表示され、下部に8つ表示される
- PC表示の記事上部のパンくずリストに表示される
- モバイル表示の記事では、ひも付けられたキーワードの表示はない
- キーワードがひも付いている記事一覧ページ「○○に関する記事」の上部のパンくずリストに表示される
- 設定によりフッターエリアに「キーワード一覧」リンクを表示可能
- 「関連する記事」を選出する要素となる
- キーワードを多階層化することで、記事同士が似たような単語から関連づけられたハブ構造となり、緻密な内部リンクを構成できる
- キーワードを増やし過ぎると管理運用が煩雑になるだけでなく、情報が分散されサイトの専門領域が不明瞭になるため、おすすめしない
記事作成時に新規キーワードを追加するには
記事作成画面では、記事タイトルや説明文の下に、キーワード入力フォームが用意されています。
キーワード入力フォームに、20文字以内の任意の文字列を入力します。
この状態では登録されません。
文字列入力後にエンターキーを押すと、背景色が付きます。
この状態で記事を保存すると、新規キーワードとして保存されます。
登録済みキーワードを記事に設定するには
同じくキーワード入力フォームで、文字列を途中まで入力すると、候補が自動で表示されます。
Google検索のサジェストと同様の自動補完機能です。この方法を使って、既に登録済みのキーワードを選択して、記事に設定することができます。
2019年12月のアップデートで実装された新機能、「キーワードオートコンプリート機能」がこれに該当します。
【CREAM】12月のアップデート内容詳細 | CREAMサポートブログ
https://media.cream-cms.com/blog/articles/39#outline10CREAM標準パッケージを対象とした、2019年12月のアップデート内容の詳細についてお知らせします。
登録済みキーワードを一覧で確認するには
すでに登録されているキーワードを一覧で確認したい場合は、以下の2つの方法があります。
①フッターから「キーワード一覧」ページを開く
②管理画面の「キーワード一覧」を開く
各ページのフッター(これはPC表示)に「キーワード一覧」のリンクがあります。
ログインしないで閲覧できる公開エリアの「キーワード一覧」ページです。
キーワード名の右横にある数字は、ひも付けられている記事の数を表します。
ログインしたあとの管理画面トップにも「キーワード一覧」があります。
管理画面内の「キーワード一覧」ページです。
キーワード名からリンクしている先は、どちらも同じく公開エリアの、キーワードがひも付けられている記事の一覧ページです。
このあとは、次の記事に続きます。